2012年12月8日土曜日

天のしずく

料理家・辰巳芳子さんのドキュメンタリー映画「天のしずく」を観てきました。
よかった。泣きました。

辰巳先生の凛とした佇まい、一貫性のある生き様、料理に対する哲学。
日本人の魂を生かす「道」を示して下さっている方の1人だと思う。
形骸化されていない本物の「道」を歩まれている。

来年は辰巳先生が主催されている「スープ教室」にいこう。
お会いして、コトバとコトバの間のことを感じたいなぁ。

そして。とてもおしゃれでした。
お好きなものを着ていらっしゃるのだとは思うのだけど、周りの人々の為にも着ていると思う。

映画の中に美術家・栗田宏一さんが出演さてれいた。
栗田さんは日本中で採取した土を使った美術作品を創っている方。
このところ、土にひれ伏すような感覚とイメージが来ていたから、そんな身体感覚と映画中の作品が重なった。観てみたいなぁ。

体にも心にも空間が沢山できて、その後ランチを食べ、お茶をし、ワインを飲み、スープを飲む。
本物に触れて、自分の中のしこりがあぶり出され、全ての場所で泣く。

この日東京は快晴。冬の高い青空。
日本海育ちだから、何年住んでも冬の快晴には驚く。
でも。目には見えないけど東京を覆う恐怖があることにも気づいた日。

自分の中にある恐怖心は今のものではなくて、無力だった子供の頃のものだったり、もしくは、自分自身のものですらなくて、周りの大人の信念だったものかもしれない。
無自覚だとたやすく大きな恐怖をつながってしまう。
結果、無感覚・無関心。ハイになれるものに飛びついたりするよね・・・

ハイと喜びは違う。

だからやっぱり来年はスープ教室だな。